淑徳巣鴨中学高等学校女子バドミントン部 関根 忠監督
淑徳巣鴨中学高等学校女子バドミントン部
関根 忠監督 インタビュー

常に新しい練習方法を取り入れ、バドミントン上達の為にアイディアグッズを開発するなど、向上心を持ち続け指導に励んでいる関根忠監督。今回は淑徳巣鴨中学高等学校が主催する城北オープン中学校バドミントン大会についてお話を伺いました。

取材日2017年9月22日

―城北オープンとはどのような大会ですか?
この大会は新チームでの最初の団体戦となる、新人戦大会のリハーサル大会として利用されていて中学校の先生方からの評価も高いです。また、試合だけでなく選手・先生の講習会を開講していて、淑徳巣鴨バドミントン部の練習や模範試合等を実施してきました。この内容は淑徳巣鴨でしかできないものではないでしょうか。
―今大会で46回目を迎えた城北オープンの開催秘話や歴史などお聞かせください。
城北オープンの歴史は昭和45年参加人数267名から始まりました。
当初は、城北地区女子中学校バドミントン教室でしたが、大会としての始まりは昭和47年で、これが第1回大会となりました。その当時、ご尽力いただいた方は平田登志郎(ひらたとしろう)先生(第1回優勝監督)と安野智(やすのさとる)先生(現在の淑徳巣鴨バドミントン部の創設者そしてバドミントン部顧問)です。お二人が多摩地区に負けないよう、23区の強化として教室から大会となり、さらに大会名誉会長大乗淑徳学園元理事長、長谷川良昭先生のお力添えをいただき、現在の第46回を数える歴史ある大会となりました。
その間、私関根忠(現淑徳巣鴨バドミントン部総監督)は平成元年より、そして平成17年から堀越義広先生(現淑徳巣鴨男子バドミントン部監督)が大会運営に携わるようになりました。
淑徳巣鴨が平成4年から共学校になったのをきっかけに、城北地区中学校男子バドミントン大会が始まりました。
―今大会の総括をお聞かせください。
平成29年の大会は、台風の影響でバドミントン講習会と指導者講習会は中止となりました。
これは、城北オープンの歴史上はじめての出来事です。試合もポイント15点、3ゲームに変更し、早い時間に大会が終了するよう対応しました。これは、参加していただいた方の安全を考慮した結果です。
選手や先生方に非常に為になる講習会を用意していただけに残念で仕方ありませんでした。
指導者講習ができない代わりに、アリーナのステージ脇で『特撮 バドミントンの基礎が良く解る』の上映会を実施して、先生方にDVDを見ていただきました。このDVDは、初心者の方、学校の授業でバドミントンを教えている先生、レディースの基本をマスターしたい方にオススメの内容で、見ていただいた先生方にとても好評でした。
―選手や指導者、試合についてお聞かせください。
まず、大会のレベルは年々ハイレベルになっています。
フットワークとフォームが大変綺麗になっていて、よく練習してきているのだと思います。
これから、更に勝ちにこだわるのであれば、シングルスのサーブはショートが理想で、ダブルスはショートサーブからのストップが有効になってきます。レシーブの練習も併せて行うといいかもしれません。試合開始の工夫が大切になってくるでしょう。
―大会の結果について
結果は次の通りです

女子Ⅰ部 優勝  練馬区立旭丘中学校
準優勝 北区立堀船中学校
第3位 足立区立第九中学校
第3位 足立区立第七中学校

女子Ⅱ部 優勝  葛飾区立高砂中学校
準優勝 足立区立第五中学校
第3位 西東京市立明保中学校
第3位 練馬区立練馬中学校

男 子  優勝  練馬区立大泉中学校
準優勝 豊島区立千川中学校
第3位 練馬区立旭丘中学校
第3位 練馬区立練馬東中学校

最後に、
2017年9月17・18日淑徳巣鴨中学高等学校が主催する第46回城北オープン中学校バドミントン大会が開催されました。参加チームは、女子53チーム、男子32チームで選手・応援生徒・保護者を含めると1,000人以上の来場者を数え、2日間熱い熱戦が繰り広げられました。台風の接近も予想され、開催に苦慮しましたが、皆様方のご尽力により無事大会が終了いたしました。この場をお借りして深く感謝申し上げます。

淑徳巣鴨中学高等学校バドミントン部 総監督 関根忠

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