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強豪校を撃ち破るその底力は、「実戦に即した剣道」を基盤とする田中信博監督の合理的な練習方法にある。稽古の9割は基本練習という中京高校の練習の中から、今回は残り1割の多くを占める「引き技」を中心に紹介し、個々の選手に見られる課題やそれらを克服するポイントを徹底的に伝授する。練習量をこなすことよりも細かいところに視点をあて、一本一本の技の練習を“心”で取り組む中京剣道の神髄が見て取れる内容となっている。
発売:2006年
※指導者・協力者等の役職、所属は収録日時点のものとなります。
剣道における具体的なトレーニングを解説します。必要部位の筋肉の増強や股関節・肩関節の柔軟は、効果的な“打ち”につながると考え意識して行ないます。ここで紹介するトレーニングを行なうことで、理想的な足さばきや踏み込みが身に付き、更に目的意識を持たせることで技術レベルの変化が見て取れます。●簡単な筋力トレーニング ●かかと上げ ●7種類のラダートレーニング
防具をつけて面打ちや切り返しを解説します。基本正しく、大きく、無駄のない剣道を目指し、一本一本の打突に妥協を許さない力強い打ちを修得させます。実戦での基軸となるだけに、手・足・体の修練に欠かせない稽古となっています。●面打ち前後20本 ●踏み込みなしの切り返し ●手首を意識しての左右面 ●手首を意識しての面返し胴
追い込み形式で色々な技を出すことによって、体のスムーズな動きや体さばき、そして打ちの強さなどを養っていく練習を紹介します。一瞬の動きを体得するために「右足前」の踏み込みを徹底的に指導し、タイプ別に矯正していきます。●面の追い込み(一本区切り) ●面の追い込み(連続) ●追い込み練習 (小手面-小手面-逆胴胴-面)
引き技の有効打突をいち早く練習に取り入れ強化に励んでいます。この練習で入部時に引き技が出来なかった選手もしっかりと上達させ修得させています。●引き技の考え方 ●引き面の打突 ●打突後の姿勢 ●引き足後の構え ●つば競り合いの構え方●支え足と踏み込み足 ●肩を使っての打突 ●基本的な打突
引き技を打つ場合はどうしても早く打ちたいという気持ちが湧きます。しかし、どんなに早く打っても相手に隙がなければ打つことは出来ません。ここでは打突の前に相手に隙を作らせ、仕掛けを入れた「引き技の応用」を紹介します。次につば競り合いになった瞬間に技を出すと有効打突になりやすい“なり際の引き技”、更につば競り合いの「防」に重点をおいて、“相手に打たせない”“竹刀を振らせない”練習で打突の好機を体得します。
実戦を意識した「つなぎ練習」は試合のイメージをすることで、その場に応じた効果的な稽古へと展開します。どうやったら一本に出来るか、また自分がより有利な立場になるための工夫など、ひとつのパターンを作るのではなく、選手個々が様々な状況を想定して試合感を養います。●追い込んでからの技 ●面体当たりからのつなぎ技 ●面(小手)に対してのつなぎ技
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