江戸川区立上一色中学校野球部 選手インタビュー

※江戸川区立上一色中学校 平成28年度全国中学校軟式野球大会準優勝

土屋 大和(つちや やまと)インタビュー時3年生(前キャプテン)
片山 凌(かたやま りょう)インタビュー時3年生
川崎 湧空(かわさき ゆうく)インタビュー時2年生(現キャプテン)

(写真左から土屋くん、川崎くん、片山くん)
DVDの撮影後に3年生の土屋大和くん、片山凌くん、2年生の川崎湧空くんに上一色中学での思い出や、お互いの印象、今後の目標についてなどインタビューを行ないました。
カメラを向けると照れて俯いてしまう3人でしたが(笑)野球のことになると目を輝かせて、たくさんのエピソードを話してくれました。

取材日2016年12月3日

―インタビューよろしくお願いします。それでは最初の質問ですが、上一色中学野球部はどんなチームですか?
土屋:はい。僕たちの代はそれぞれ個性があって、色んな性格の人がいっぱいいます。皆、自分の良い所を出してくれて、最後の全国大会でも2位になれたと思います。
片山:上一色中学校は、平日のほとんどをバッティング練習に費やしているチームです。だから本番でも打ち勝つ野球が実践出来た結果、全国準優勝に繋がったと思います。やっぱり上一色中はバッティングを重視していて、そういう所に力を入れているチームだと思います。
川崎:ええと、遠くから来た人が上一色中学にはいっぱい集まっているチームなので、野球を真剣に取り組める人じゃないと、やっていけないと思うので、野球が好きな人が集まっていると思います。
―チームワークも凄く良くて仲良さそうだけど、上下関係は厳しいですか?
川崎:今年の3年生(土屋くんと片山くんの世代)は、結構厳しかったと思います。
―2年生の川崎くんにそう言われてますけど、どうですか?3年生(笑)
片山:いや!僕たちが1年生の時の3年生は凄く怖かったので。それに比べれば自分たちは優しいと思います。
―3年生から手厳しいお言葉言われましたね(笑)
川崎:・・・はい。
―(笑)そしたら次の質問ですが、お互いの印象を聞かせて下さい。
土屋:僕の片山くんの第一印象は、とても野球が上手そうな感じだったんですけど・・・
(ちらっと片山くんを見ながら)
片山:逆説か(笑)
土屋:でも頭が凄く良くて、僕と全然違う考え方で、色んなことを聞けて良かったです。
片山:僕の(土屋)大和の第一印象は、最初から堂々としていて、リーダーシップがあって、キャプテンに向いている性格だなって感じました。あと野球に対して向上心を持って取り組んでいて、そういう部分が上中で伸びた理由なのかなって思います。
川崎:えっと、(土屋)大和さんの第一印象は、実は小学校の時に会ったことがあって、その時もオーラがあると思っていたんですけど、上一色中で会った時もやっぱり凄いオーラを感じました。片山さんは最初、練習で見た時に、バッティングはなんでこんな打てるのにアレなのかな?って思っていたんですけど・・・。色々話をしていく度に頭が良いっていうことを知ったので、凄いなって思いました。
―2人から見た川崎くんに対しての印象は如何ですか?
土屋:えっと、まぁ後輩で、えっと、そうですね・・・・・・・・(終了)
―あれ、特になしですか?(笑)
土屋:キャプテンをやることは最初は辛いと思うんですけど、段々慣れてくれば皆はこういう意見を持っているんだなってことが分かってくるので。それで最後に良いチームを作れれば良いと思っています。それまでは色んな意見を聞いて、自分でも言って、頑張って貰いたいです。
片山:僕の川崎の第一印象なんですけど、最初に会った時は凄く真面目だなって感じていて。バシバシ人に何か言うタイプじゃないなって思っていたんですけど、新チームでキャプテンを任されてから、皆に声掛けしているのをよく見かけたりしているので、そういう所は新チームになって変わった所なんだなって感じます。
―ありがとうございます。そしたら次は西尾先生の話を聞いていきたいと思うんですけど、指導は厳しいですか?
土屋:はい。いつも厳しく熱心に指導してくれます。時には優しく話してくれる良い先生で、野球のことだけでなく学校生活とか、これから社会で生きていく力をつけてくれました。
片山:本当に野球も厳しいんですけど、それ以上に学校生活を普段からしっかりするっていうのが、上一色野球部のルールなんです。そういう所が厳しくて、でも、皆がきちんとしているから野球に一生懸命取り組めて、そういう部分は西尾先生のおかげだなと思います。
川崎:えっと、2人も言いましたけど、やっぱり学校生活について色々言って頂いたりとか、何より野球を熱心に教えてくれます。出来るまで教えてくれるのでとても良い先生です。
―ありがとうございました。熱心で厳しくも優しい先生なんですね。
そしたら次の質問ですが、野球辛いな。部活苦しいなって思う時はありますか?もしあればどんな時か教えて下さい。
土屋:僕が1番辛いと感じたのは冬の体幹トレーニングです。体幹トレーニングを上一色に来るまでやったことが無くて、それで初めてこんな辛い練習があるのかと思いました。とにかく辛くて、でもそれを乗り越えたから今があるかなと。その時頑張って良かったです。
片山:僕が辛いなと感じたことですけど、やっぱり土日の遠征で打てない時とか、調子が悪い時辛いなって思う時がありました。その時は西尾先生にバッティング指導をお願いして、少しずつ悪い所を直して打てるようになったんですけど、そういう打てない時の苦しさとかも西尾先生が乗り越えさせてくれたと思います。
川崎:えっと、自分の結果が出なかったりとか、そういう部分で苦しい時があったりもするんですけど。それでもキャプテンをやっているからにはチームの結果が1番なので、それでチームが負けたりすると、苦しいなって思う時はよくあります。
―皆それぞれ苦しい時期や悩みがあって、それを乗り越えてきたからこそ今があるんですね。ありがとうございました。これから3年生2人は受験だと思うんですが、勉強の秘訣などはありますか?教えてください。(※取材日2016年12月3日)
土屋:僕は、あんまり勉強が得意じゃないんですけど・・・今、塾に通っていて、そこで頑張っています。
片山:僕は塾とかで、過去問とかを解いたりして頑張っています。ただ勉強も大切なんですけど、僕の場合は志望校が面接を重視している学校なので、コミュニケーション能力を受験までにもっと勉強して高めていきたいなと思います。
―受験頑張って下さいね。受験が終わったら何をしたいですか?
土屋:今までずっと部活があって、土日とかも全部が部活だったので、友達と少し遊びたいかなと思います。
片山:僕も今までの夏休みとかは野球をずっとやっていて、高校に入学してからも夏休みは部活があると思うので、こういう長い休みは次がラストになると思います。なのでどっか1人旅でもしたいかなと思います。
(全員爆笑)
―15歳で1人旅ですか!!!凄いですね~自転車でですか?(笑)
片山:いや、電車とかで、ちょっと遠い所の温泉にでも行きたいなと思います。
―温泉!?それはそれで渋いですね・・・(笑)2人ともありがとうございます。受験が終わったら遊んだり、旅したりして下さいね。
それでは新キャプテンに向けて2人からメッセージをお願いします。
土屋:最初は辛いことも多くて、西尾先生に特に1番怒られるから、嫌になることも多いと思うけどそれを乗り越えれば自分も、チームの目標も達成出来ると思います。なので頑張って下さい!
片山:これから辛い冬のトレーニングが始まるんですけど、辛いけど、それを乗り越えた時にバッティングのパワーとかが一段と上がると思うので。そういう練習にこれからも力を入れて頑張ってほしいです。それと川崎がきちんとしていない後輩がいたら、注意したり、チーム力を上げていって、夏の全国に行ってほしいなと思います。
―ありがとうございます。2人からのメッセージを聞いて川崎くん、今年の抱負をお願いします。
川崎:はい。チームはまだまだですけど、しっかり練習して、辛いことがあってもこれを乗り越えれば強くなれるっていう意識を持って練習に取り組んで、やっぱり西尾先生を宮崎(2017年夏の全国大会が開催される)に連れて行きたいです。
―ありがとうございます。頑張って下さい。
それでは3年生2人の高校生になってからの目標をお聞かせ下さい。
土屋:僕の高校での目標は、高校でレギュラーになって、甲子園出場して優勝することです。
片山:僕の目標は、僕の行きたい学校はまだ甲子園に出場したことがないので、初めて甲子園に出場出来るように頑張りたいと思います。
―皆さん、それぞれの目標に向かって頑張って下さい。
今日はありがとうございました!
西尾弘幸監督インタビューはこちらから

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