声優 東城 咲耶子
声優 東城 咲耶子
ロングインタビュー

ティアンドエイチ初の自転車DVD「栗村修と東城咲耶子がナビゲート ~初心者必見!ロードバイクまるわかりDVD~」にて、ロードバイクを始めたばかりの初心者役として熱演いただいた東城咲耶子さんの素顔に迫るべく、ロングインタビューを行ないました。
本インタビューでは東城さんが声優を目指そうとしたエピソードや、ロードバイクとの出会い、DVD撮影時の裏話などをたっぷりと聞かせて頂きました。

取材日2017年5月28日

―それでは早速ですが、東城さんが声優になろうとしたきっかけやエピソードなどを聞かせて下さい。
よく聞かれるんですけど、単純に言うとオタクだったからです(笑)
家族もみんなオタクなんですけど(笑)だから両親にもアニメを散々見させられていて、小さい時からアニメが大好きたったんです。それで小学生の頃ポケモンを見ていた時に、エンドロールを見たら、声優のこおろぎさとみさんが10役くらいのキャラクターの声を演じていて「ええ!凄い!」と思ったんです。そこで声優さんに凄く憧れを持ったのがきっかけでした。
―ポケモンに出演されていた声優のこおろぎさんがきっかけだったんですね。じゃあ自分も声優になるんだって言ったらご両親は凄い喜ばれたんじゃないですか?
「は?」って言われました(笑)お前は何を言ってるんだと。私は幼稚園からずっと絵画教室に通ってずっと絵を描いていたんです。だから親は私が絵の方に進むと思っていたらしくて、「なんで突然声優に!?」ってなっちゃって。
―じゃあ反対されたんですか?
そうですね。だから半ば騙すみたいな感じで、勝手に東京に出てきたんです。勝手にそういう養成所に通って。こそこそっと(笑)
―それは凄い行動力ですね。
大学に行きながらバイトをして、養成所に通ってました。でも、アニメに出演することが決まって、親に「今度アニメに出るんだ」って言ったらまた「は!?」って言われて。
―ご両親からしたら凄く嬉しいですよね。娘さんがアニメに出演するなんて。
最初は反対されていたんですけど、結局アニメに出演することを言ったらブルーレイのデッキを買ったみたいです(笑)
―準備万端ですね!
ノリノリでしたね(笑)
―ブルーレイとかも買って応援してくれるようになったご両親に対して、東城さんも嬉しかったですか?
そうですね~。でもやっぱり声優になりたい人あるあるですけど、すったもんだはありましたね。両親に「絶対駄目だ!」って言われたり。
―それでもやっぱりやりたかったんですね。
親にはとりあえず大学に行きなさいって言われて、でも大学に行っている時間が惜しいんだよ~と思いながら、「じゃあ行くよ!」って言って、東京にある美術系の大学に通いました。
―こおろぎさとみさんに憧れて声優になりたいと思われたと言っていましたけど、そこからはもう一直線でしたか?
そうですね。
―でもポケモンと言えば当時小学生の時とかですよね。
小学校高学年くらいでした。
―そんな小さい時から声優になりたいと決めていたんですか!それは相当な想いを秘めていらっしゃったんですね。
でもあんまり周りには言えなかったんですけどね。
それで、進路を考えなきゃいけない高校三年生くらいの頃、「天元突破グレンラガン」というアニメがやっていたんです。ガイナックスっていうアニメ制作会社が作っていたアニメなんですけど。私、グレンラガンが大好きだったんです。それでその作品の中に凄い強い女の子が出てくるんです。ヒロインなんですけどとても強くて。それをみて「格好良い!」って思ったんです。自分は現実だとひょろひょろだから、声優になればアニメの中でこんなに強い女の子になれるんじゃないかと思いました。当時から強い女の子に憧れがあったんです。
 
―確かにアニメの中に出てくるキャラクターって格好良いですよね。そういうことも声優を目指すきっかけになったんですね。
では声優をやっていて楽しいなと思う時はどんな時ですか?
なんか、マイクの前に立って録ろうっていう瞬間が一番楽しいですね。家でキャラ作りをしながら演技プランを練ったりするんですけど、実際にマイクの前に立った時に気持ちが込み上げてきちゃって、演技プランと違う演技をしちゃったり(笑)
とにかくマイクの前に立って録る瞬間が気持ち良いです。
―キャラ作りとかも大変ですか?
そうですね。ろんぐらいだぁす!とかは、まさに自転車に凄く詳しいお姉さんの役だったので、かなり勉強しましたね。「初めてのブルべ」っていう本を買って勉強しました。ブルべする予定なかったのに(笑)
―そんな参考書も買って勉強したんですか!?
はい。「初めてのロードバイク」っていう本も買いました。その頃ロードバイクに乗る予定も無かったのにめっちゃ読んでました(笑)
―凄いキャラ作りされてるんですね。
その時の知識が今になって活きてますね(笑)勉強しておいてよかったみたいな。
―当時勉強した知識は無駄にはなりませんでしたね。
逆にこれは辛いな~これはやらなきゃ駄目なの?と思う時はありますか?
なんだろ?言われてみると全然ないかもですね!
―何にもですか!?それは凄いですね…。東城さんにとって声優は天職だったということなんですね。
さて、話が変わりますが、ろんぐらいだぁす!がきっかけで東城さんはロードバイクを始められたと伺いましたが、最初の出会いはどんな形だったんでしょうか?詳しくお話聞かせて下さい。
最初はろんぐらいだぁす!のロケでした。ロケで初めてロードバイクに乗ったんです。それまで私はクロスバイクには乗ってはいたんですけど、ギアの無いクロスバイクだったので、こんなに本格的なスポーツバイクは初めてでした。だからギアとかに全然慣れていなくて、その時初めて乗ったロードバイクで、立ちこぎもせずに座ったまま坂を登れるのが衝撃的だったんです。「え!?凄い!全然登れる!」って感じましたね。
とにかくシッティングで坂が登れることに凄く驚いて、ロードバイクって面白い!となりました。
―ロケはどういう感じで走ったんですか?
三浦半島を30キロくらい走ったロケでした。
―え!いきなり30キロですか?皆さんロードバイクは初めての声優さんたちですよね?
1人、ろんぐらいだぁす!に出演されている五十嵐裕美さんっていう声優さんはロードバイクにずっと乗っている方でした。私はクロスで20キロくらいは走れる状態だったので、スタッフさん達もいけるだろみたいな(笑)
そのロケがすっごく楽しかったんです。ギアの無いクロスバイクに乗っていたというのもあるんですけど、ロードバイクは全然違いましたね。車体も軽くて「なんだこれは!?」って衝撃を受けました。
ろんぐらいだぁす!の1巻で亜美ちゃんがロードバイクに乗って「はぁ~!」って感動する所があるんですけど、その亜美ちゃんと同じ気持ちで「はぁ~!」ってなってしまって。これが亜美ちゃんが言っていた「翼が生える」ってやつか~って思いながら、ロードバイクの沼に転がり落ちていきました(笑)
それでその時に「ロードバイク買います!」って言って、一回目の収録終わりでロードバイクを買うことになったんです。
 
―凄いですね。結構ロードバイク買うのって値段とかも含めて勇気が要りますよね。
勢いです!どこ走ろうとか何にも知らないのに、あまりに感動してしまって。
―そうなんですね。ちなみに購入された自転車はどこのメーカーさんの物なんですか?
この自転車はろんぐらいだぁす!でも協力してくれているマキノサイクルさんの物です。競輪選手とかの自転車を主に作っていらっしゃるんですけど。
―そうなんですね。敢えてオーダーにしたのはどうしてですか?
私は背が小さくて150㎝しかないので、良い自転車が無かったんです。
だから「ロードバイク欲しい~!」となった時に、ろんぐらいだぁす!のロケでもコーチとしてついてきて下さっていたマキノサイクルさんが「うちで作りなよ!」と声をかけて下さったんです。
―色とかも全部自分の好みにされたんですか?
そうなんです。フルオーダーなので、なんでも出来るんですよ。だからすっごく悩んで、中々決められなくて。
―せっかくのオーダーだったら悩んでしまいますよね。
ろんぐらいだぁす!仕様にしたかったんですけど、色がたくさんあるとお値段が上がってしまうので一色にしました。最初蛍光緑で水玉にしたかったんですけど、皆に止められて断念したり。
―蛍光緑ですか…。結構派手なカラーリングがお好みなんですね(笑)
何色にしようかと悩んでいたら、じゃあアルパカみたいに真っ白にしよう!と思い、この色になりました。
―東城さんと言えばアルパカのイメージがありますけど、アルパカは一体どうしてここまで好きになられたんですか?
ずっと好きでしたね。
―ずっと?
はい。アルパカ自体が有名になる前からずっと好きでした。
―ミラバケッソのコマーシャル以前からですか?
そうですね。その前からだと思います。
―それは動物園とかで見たからですか?何かきっかけがあるんですか?
どうして好きになったのか思い出せないんです(笑)
気づいたら好きになっていて。大学も美術系だったので、ずっとアルパカの作品ばっかり作っていました。高校生の時くらいから好きなんです。自分でもなんでアルパカなのか分からないんですけど(笑)
―アルパカの魅力はどんな所にあるんですか?
よく分からない所ですかね。アルパカって首が長いじゃないですか。あの首が長いのも理由が解明されてないみたいなんですよね。所説あるみたいですけど、そういう所が意味が分からなくてすっごく可愛いんです。
ペルーとか現地では神様の使いみたいに言われていて、首が長いのも神様の声を聞くために首が長いって言われているんです。ちょっと神秘的じゃないですか?
―アルパカの首の長さにはそんな逸話があったんですね。
しかも敵に襲われた時の攻撃手段とかもなくて、唾を吐くしか出来ないんですよ~(笑)
―ええ!?あの前歯は全然役に立たないんですか!?
前歯はあんまり役に立たないんです。というか下の歯しか無くて、上は硬い歯茎?だけなんです。意味分からないですよね?なんで上の歯無いの?みたいな(笑)
硬い歯茎で草をすり潰して食べてるみたいです。こういう良く分からない部分がとにかく可愛いんです。
―そうなんですね。アルパカに対する愛がたくさん伝わってきました。ありがとうございます。
ではそんなアルパカカラーのロードバイクに乗るようになって、今は何年目になるんですか?
2年くらいかな。(東城さんはティアンドエイチ制作の初心者入門DVDでロードバイクを始めて2か月を演じています。詳しくはこちらから
いつも2年って言ってるので、本当の期間が分からなくなっちゃいましたけど(笑)
ろんぐらいだぁす!が始まった頃と考えると2~3年くらいですかね。
―2か月は無理がある設定でしたね(笑)ちなみに普段はどういう所を走ったりされるんですか?
我孫子の方に行きます。
―それはお家から自転車に乗って行くんですか?
いえ、輪行して行きます。マキノサイクルさん達がやられている定例会に参加しているので、我孫子まで行きます。あと手賀沼ですね。この辺りをぐるぐるしていたり。都内は車が多いのであんまり走らないですね。それと栃木とか!那須アルパカ牧場には死ぬほど行っています(笑)
―それも電車で現地まで輪行してから、走るんですか?
そうです。輪行で那須の方まで行って、山に登ってアルパカを見て、反対側から降りてくるみたいな。意外に那須の山は簡単に登れるんです。そんなにきつくないので。
―東城さん的にはいつぐらいの季節が一番気持ちいいですか?
そうですね~4月か5月ですかね…アルパカが6月に毛を刈られてしまうので。6月になってしまうとアルパカが皆、ハゲになってしまっているから(笑)
もふもふ状態が見たかったらやっぱり5月頭とかが良いですね。冬は雪が降っているので地面が凍結しちゃって危ないのであんまりお勧め出来ないです。
―ちょうど4月5月だと温かくなりだして気持ち良い時期ですし、アルパカももふもふで最高なんですね!
でも刈られたアルパカもアートをされているので、それはそれで面白いですよ。片仮名で「ナス」っていう形で毛が残されていたり(笑)
―それはそれでちょっと見てみたいかもしれないですね(笑)
話は変わりますが東城さんはレースにも出場されたりするんですか?
この前のGSRカップにサイクルスポーツの編集長さん達と一緒に出場しました。サイクルスポーツ×ろんぐらいだぁす!というチームを作ったんです。
死ぬほど走りましたね~でも凄い楽しかったです!
―何キロくらいのレースなんですか?
7時間耐久のエンデューロでした。
―エンデューロ!周回コースを皆で回るんですよね?
そうです。交代しながら。
―距離は決まっていないんですか?
距離は決まっていなくて、時間内にずっと走って周回数が多いチームが一番になれるんです。
―時間内に一番長い距離を走れば良いわけですね!でもそれって辛いですね…ずっと走り続けるわけですよね。
でもろんぐらいだぁす!チームにマキノサイクルさんの方々がいらっしゃって、とにかくその方達に任せまくりでした(笑)それで私と編集長さんはステージに出るっていう(笑)
私達がステージに出ている間は全部走ってもらいました。
 
―そ、そうなんですね。マキノサイクルさんの方々はお疲れ様でした(笑)
そういえば今年は栗村さんもいらっしゃったとか伺いましたが、会場でお会いになりましたか?
会いました!それでステージでも栗村さんと一緒にお話ししました。会場内で流れているラジオ?みたいなのがあったんです。そのスタッフさんに「今暇?」って急に言われて、暇だって言ったら「じゃあ来て!」って(笑)
スタッフさんについて行ったら栗村さんがそこにいらしたんです。
「お久しぶりですね~」とか「DVDも出ますね~」みたいな話もしましたよ!
―ええ~そんなお話をしてくれたんですか?私も会場に行けばよかった!(笑)
ちなみに東城さんのお勧めのレースとかってあったりしますか?
お勧めのレース…安曇野センチュリーライドには行ってみたいですね~あとは美味しいご飯がたくさん食べれるロングライド系に出てみたいですね。この前行って走った広島のしまなみ海道は凄い良かったんですよ。
―それはプライベートで行かれたんですか?
いいえ、それもお仕事だったんですけど。
ろんぐらいだぁす!のアニメ最終話がしまなみ海道が舞台だったので、“しまなみ海道に行ってきました!”みたいな企画で70キロくらいがっつり走るロケでした(笑)でも普通に楽しくて。しまなみ海道って苦しい所が一つもないんですよ。橋だからずっと平坦なので、橋を登るためにほんの少し坂があるだけです。
―それは初心者にとっても走りやすそうですね~。
ここからはDVDの話をしていきたいんですけど、栗村さんとの撮影は如何でしたでしょうか?感想をお聞かせ下さい。
めちゃくちゃ楽しかったです!栗村さんがとにかく面白かったです。テレビで見ていた人が目の前にいる!みたいな感じで。しかも、自転車あんまり詳しくないので、私のコメントとかもきちんと拾って説明してくれる所とかがとても優しくて。栗村さん凄い良い人だ~って思いました。
 
―ちなみに撮影で一番印象に残っている所とかはありますか?
栗村さんが「お婆さんです」って言って、真似していた所が…(笑)
―あれは最高でしたね!!栗村さんの渾身の「お婆さんです!」が見られるのは交通ルールのあたりですね。気になる方は是非DVDをご覧ください(笑)
あと撮影日が少し寒い日だったじゃないですか。だから撮影が止まる度に「ほら、あっちに行きなよ」ってストーブの方に行くように仰ってくださったり、「上着着なよ」って言ってくれたりして、栗村さん優しい!!みたいな。
あと、ちょっと演技っぽいパートの時に「恥ずかしい~」って栗村さんが言っていたのが面白かったです。
―恥ずかしがる栗村さん想像できますね(笑)撮影での思い出話ありがとうございました。
さて、話は変わりますが、最近はロードバイクの人気も高くなって女性でも始める方が多くなりましたが、東城さんから、これからロードバイクを始めようと思っている方に対してアドバイスをお願いします。
そうですね。私も初心者なのでアドバイスというと難しいんですけど、頼りになる人とショップさんを見つけるっていうのが大事かもしれません。
―栗村さんも撮影時に仰っていましたもんね。
そう。何かあった時に色々聞けるショップさん。だからロードバイクもショップで買って、ショップで相談できる環境を作るのが一番大切ですね。自転車のお友達は多分ロードバイクをやっていけば、きっと増えてくると思うんですけど、それまでが、どうしたら良いんだろう…みたいな。
―走れるようになるまでが、ということですね。
はい。メンテナンスとかに出したりも出来ますし、“ショップさんと仲良くなる”が大事かもしれません。あと、走れる場所が分からない人にとってはショップさんが定期的に走行会を開いていたりもするので、ショップで買って、ショップさんと仲良くなって、ショップさんの走行会に出るっていう流れが良いかもしれません。
―それは大切なポイントですね。
中々女の子同士で走っている子を探すのも難しいですし。そもそもレース会場とかに行かないと会えないので。
―そうですね。まずは便りになれそうなショップさんを見つけるということですね。
私みたいにフルオーダーで作ったらもう頼り放題ですよ!(笑)
―そうなんですか?
はい。フルオーダーだと色々聞けるし。私もろんぐらいだぁす!のスタッフの方々に死ぬほど助けられていますから。フルオーダーお勧めですね。
―ちなみにフルオーダーってお値段はどのくらいなんでしょうか?
こだわればこだわるほど色々かかるんですけど、約30万円~くらいでしょうか…私は死ぬほど安くしてもらっているんですけど(笑)
―選べる範囲で、お値段も変わってくるっていうことですよね。
はい。パーツによっては素材を安くも出来るので。でも結局良いのが欲しくなるんですよ(笑)だから最初に奮発してみてもいい気はしますけどね。
でも正直お値段も大切ですけど、気に入ったものを買うのが一番かなと思いますね。
どうしてもこれが可愛い!欲しいってなったらモチベーションにもつながるし、そういうのが大事かなって思います。ただ、サイズはちゃんと見て買わなきゃ駄目ですけどね。
―栗村さんも仰っていましたもんね。サイズがとにかく大事ですよね。それで気に入るものを探して、ショップさんとも仲良くなって。
ショップさんと色々話したり質問したりすることでコミュニケーション力も鍛えられますよ!(笑)
―そんな特典がついてくるんですね(笑)
自転車乗りはコミュ力高い人が多いですね。あと皆優しいんですよ。知らない人同士でも、何かトラブルがあった時に皆親身になって助けてくれる。もちろん自分で対処できるのが一番ですけどね。
―そうですね。では基本的なトラブル対処法などに関してはこのDVDを見て勉強して頂いて(笑)
そうですね!初心者入門っていう所に関してはDVDで勉強してもらって。実際に走ってみて、お友達を作ったり、もし何かトラブルがあれば、コミュニケーション力を如何なく発揮して誰かに助けを求めるっていう。
―これからロードバイクを始めてみようかと考えている人は、是非東城さんの意見を参考にしてみては如何でしょうか。
では最後の質問ですが、東城さんにとってのロードバイクの魅力とはどんな所でしょうか?
難しい…ロードバイクの魅力は「走ってみれば分かる!」ですかね。走ったらあれを魅力に感じない人はいないよ!って思うくらい気持ち良いです。身体の体重を感じないくらい軽くて、自分と車が一つになっているみたいな感覚なんです。バイクとも車とも違うし、自分の力で走っているのに凄く速い!軽い!っていう。あんなスポーツは他にないと思います。
 
―ジョギングとかではあのスピードは出ないですもんね。
自分でジョギングしたら身体重いですもん…(笑)
あと、走った後の温泉も好きです。
―そのことについて気になっていたんですけど、遠出すると女性は特に汗とか気になるじゃないですか?そういう時は温泉に入って帰られるんですか?
そうですね。私、よく箱根湯本の方に行ったりするんですけど帰りに温泉に入ってから帰ります。ヤビツ峠からの箱根のルートが凄い好きなんです。ヤビツ峠を登って降りて、そのまま箱根湯本まで走って、箱根湯本で温泉に入って輪行で帰るっていうコースです。最高に気持ち良いですよ~
―長距離を走ると相当汗をかいてベタベタするし、流石に電車で帰るのがきつい時ありますよね。
そうですね。ただ、温泉の方に事前に自転車を預かって貰えるかを聞いておくと良いと思います。
―そうですね!預かってもらえないとどこにも置けないですもんね!
その辺に置くのは危険すぎるので。箱根は自転車を預かってくれる温泉が結構あるんです。
―ちなみに、その確認の電話はどのタイミングでするんですか?
今日は輪行でヤビツ峠に行こう!って思ったら朝、出かける前にするんですか?
そうですね。先に連絡してから行きます。
温泉に入ってから美味しい物を食べて帰るのもお勧めです!
―それは最高の贅沢ですね!
皆さんもロードバイクで遠出する時は目的地近くの温泉に確認しておくと良いかもしれませんね。
東城さん、今日は長時間に及ぶインタビューありがとうございました。
こちらこそありがとうございました~!