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山形英明監督率いる、富山県立高岡工芸高校バドミントン部の練習方法では、より精度の高いレベルに結びつけるための努力や取り組みがなされている。また、実際の試合や選手の発達段階等を想定した、計画的な練習方法を組み立てるなど、画一的な練習を繰り返すことなく、各選手の能力に応じた対応が行われている。初級者から上級者まで、それぞれのレベル向上を目指す選手にオススメのバドミントンDVDビデオです。
発売:2001年
※指導者・協力者等の役職、所属は収録日時点のものとなります。
基本的な技術を初心者の時点から正確に身につけることの重要性を解説。スイングスピードのコントロールは選手の筋力に応じて変わってくることを踏まえて、それぞれのレベルに適した練習を展開させる。スイングの大きさ、強さ、スピードの三点における初級・中級・上級の三段階それぞれの見分け方と指導法のポイントを、具体的に解説しながらストロークを完成させる。
タイミング、移動距離、スピードなど何を優先するかによって、三種類のフットワークを場面に応じて使い分け、 自由自在に使いこなせるようにする。ペアになってのノックによる技術練習は、実践を踏まえて時間配分を考えた練習ができるように工夫されている。この基本練習の中では、自分の得意な攻撃パターンの基礎を作り上げたり、また逆に苦手な動きの連続を反復練習することによって、応用力を利かせられるようにすることが目的
シングルスの練習は、シャトルを自分のコートに落とさない、コートカバーという前提で行なわれる。自分の苦手なプレーを、課題をはっきりさせて練習に臨む。実際の試合に近い形でのノック練習では、レベルに応じたラリー練習の方法をとる。また、ラリーの続けられる時間や状態を見て、選手の持っている力の評価判断材料にするなど、指導者側へのアドバイスや、生理学的な裏付けのもとに考慮された時間配分などが解説されている。
正確にラリーを続けられるようになって初めて攻撃力が生かせる。従って、ミスをしないことが勝敗を分ける最も大きな要素となるので、連続したストロークからチャンスを作り出し、軸となる攻撃パターンへと展開させる。そうした技が心の支えや自信となるがゆえに、選手の特性や能力に合わせたパターンを身につけさせてやることが指導のポイントとなる。
ダブルスの醍醐味はネット前からのアタックにある。そのために重要な後衛のカバー力や、コンビネーション強化を 図るリズム作りを養う練習パターンを実践する。こうした練習を通してパートナーの技術や特性を知ることもダブルスのレベルアップには欠かせない。また、指導する側にもダブルスのゲームを十分に理解・分析した上での細やかな配慮が要求される。
レシーブの基本技術を習得するための段階的な練習。どんな攻撃に対しても、小さなスイングでの安定したリターン ができるようにすることがポイント。ローテーションを繰り返しながら、いかにしてウィニングショットに持っていくか、攻撃を維持する工夫を考えさせる。効果的な攻撃を組み立てるためにもパートナーの動きを常に意識した動作を身に付け、お互いの連携を強化したコンビネーションを実践するパターン練習を紹介する。
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