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琉球ゴールデンキングス
ガード 並里 成選手 インタビュー

昨季も優勝を果たしたBJの強豪:琉球ゴールデンキングス。
常勝軍団を率いるガード:並里成は、172cmと小柄ながら、その存在感はビッグだ。
07年、第1期スラムダンク奨学生を勝ち取り渡米、サウスケントスクールにバスケ留学を果たした。
帰国後09年には、リンク栃木ブレックスに入団。
11-12シーズンからキングスへ。初年度で早速優勝を果たした。
12-13シーズン満了後、契約満了を機にNBA入りを目指して渡米、Dリーグのドラフト候補には挙がったが、指名は叶わず。14年2月、キングスと再契約に至った。
伊佐HCの信頼も厚くチームを牽引しているが、現在のところウエスタン・カンファレンスでは浜松が追随しており、様相はタフで気は抜けない。

アメリカ進出を目指す若手も増えている中、既に米国留学から帰還、経験と技術を日本バスケに還元しようと奮闘している並里のような存在は、現トヨタの松井啓十郎、伊藤大司、そしてもちろんリンク栃木の田臥勇太などと共に貴重な存在。
今の心境を聞いた。

取材日:2014年12月28日

―王者としてチェイスされている存在。プレッシャーは?
チームとしては、何としてでも2連勝しようと。僕自身はプレッシャーはまったく感じてなくて、連覇するためのチャレンジだと思っているし、目の前にいる敵を倒し、バスケを楽しんで集中しようと思っています。
―伊佐HC2年目。何か変化とか…。
かなりいい状態だと思います。監督も選手も信頼してやっているし、オンコートでもオフコートでも。
―選手交代も小刻みで、出たり入ったりが激しい感があるが、そんな中でどうやってモチベーションを保っているのですか?
短い時間、どうやっていくか。ミスを少なく、限られた時間でしっかり結果を残そうと。
―2015年はどういうスタートを?
ほんとに別のチームということを意識して。個人的にも、2015年は違うということを認識してやりたい。
ディフェンスのポジショニングもまだまだ出来てないので、そこからしっかりやっていきたい。
―現在のバスケ界の状況については、選手としてどう考えている?
そうですね、その話を結構聞かされているんだけど、僕らは何かできるわけでもないし…。
ただ、コートの上で一生懸命プレイして結果を出して、皆さんに楽しんでもらうことが、僕たちにできることかなって思っています。自分とチームがステップアップすることに集中しようと思って、やっています。
琉球ゴールデンキングス
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ドゥレイロン・バーンズ選手 インタビュー

キングス加入2年目のバーンズ。
アメリカはウィスコンシンの出身で。カレッジバスケ後はイスラエルやNBAのDリーグ、ドイツなど世界各国のバスケを経て来た、経験豊富なベテランだ。
日本では、2012-13年にBJ横浜を優勝に導いた立役者となり、その存在感を示した。
サイズやクイックネスに恵まれた選手では決してないが、スムースなジャンパーと優れたコート・ビジョンを武器に、賢いプレーで相手を崩していくエース。
「チャンプ」に何度も輝いているスコアラーに、話を聞いた。

―内に外に、攻守両面で調子が良かった。
最近は、ゲームの流れに沿ってプレイすることを心がけているんだ。無理なショットにやみくもにトライするのではなく。今日は、自分のオープン・ショットの機会がいくつかあったから、それは必ず逃さないようにと思ってシュートしました。
―2Qに6点差まで詰められました。そのあとのタイムアウト後、ポンポンと得点しましたが、あのときはどんな心構えで?
あまりよく覚えてないんだけど(笑)、タイムアウトのときにコーチに「もっとディフェンスをして、相手の勢いを止めよう」と指示された。自分自身、チームのリーダーとして、ここは得点しなければと思いました。
―新年もまたすぐゲーム、タフなスケジュールだけれど…。
そんな中、チームとしてボールシェアがうまくできているように見えますね。
チームでボールをシェアできれば、ベターなチームになれるからね。コーチもボールシェアを強調していたし、みんながボールに触れる、そういうスタイルが自分も好きだ。
今の僕らは、グループとして全員がオフェンスにからみ、かなり良いプレイができていると思う。
―今のあなたのモチベーションは?
ただただ、常にベターになろうとしているんだ。いいプレーヤーがたくさん、日本にやってきてプレイしている。僕はその中で、常に先頭にいられるように頑張っているよ。次の日にはまたベターになっていられるように。それが今の僕のモチベーション。
―キングスでプレイするということは、あなたにとってどんな意味がありますか?
横浜からこのチームへやってきたとき、僕はここがリーグでベストのチームだと聞かされた。実際、僕がここでプレイすることを決めたのも、それが大きな要素だった。だから、その事実を自分は真剣に受け止めている。ここのファンも素晴らしいし、凄い球団。僕にとって、キングスのためにプレイするということは大きな意味があります。
―キングスでプレイしていて楽しいことは何でしょうか?
勝利!そして、素晴らしいチームメートと共にプレイできることが、まずは楽しい。みんなハードにプレイするし、練習もハードに行う。僕にとってここでプレイすることはとても快適だし、感謝しています。

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