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- 早稲田大学 軟式庭球部(ソフトテニス)
- 小林 奈央選手 インタビュー
「天性の才能」という言葉があてはまる人々が、数少ないが存在する。
小林奈央は、その稀有な人々の1人である。大学の監督、小野寺剛は、小林のリストやプレイの柔らかさ、そしてシャープかつ緩急の効いたフットワークを「10年に1人の逸材」と絶賛。しなやかなプレイぶりは中学時代から傑出していて、尽誠学園高校3年時には史上最年少で日本代表入りを果たす。早稲田大学入学後は、ダブルスではインカレ3連覇、今年はシングルスも制し単複2冠、アジアでの国際大会ではミックスダブルス2連覇など、堂々たる女王ぶりを示している。
しかし、素顔の小林は、休日には甘いもの巡りをし、将来は看護士になるのが夢という、控えめで可愛らしい、普通の女子大生だ。このマイルドさのどこに、日本を、アジアを制す闘志が秘められているのだろう?そんなことを胸に、話を聞いた。
取材日:2014年8月22日