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- 東福岡高校 男子バレーボール部
- 藤元 聡一監督 インタビュー
「『魂のバレーボール』をしたいんだ」―――熱い言葉に、思わず目が止まる。どんな人の口から発せられたのか―――文頭に戻ると、なるほど、「高校バレー界で最も熱い監督」として名を馳せるこの人の名前があった。
藤元聡一、東福岡高校バレーボール部をいっきに全国区へ押し上げたと称賛される若獅子。2008年にはインターハイ初出場でいきなり3位。09年インターハイでも2年連続3位となり、同年「春高バレー」では出場2度目で準優勝、粘りのバレーが全国に感動を巻き起こした。11年インターハイでは遂に準優勝まで上り詰め、全九州選抜では昨年度で怒涛の4連覇と、今や西日本屈指の強豪校に育て上げてきたのである。
「日本一」を目指し、藤元監督は日々、檄を飛ばし続ける。部員たちに望むのは、「日本一のバレーボール選手」ではなく、「バレーができる日本一の人間」。溢れ出てくる熱い思いには、周囲の人間も心を揺さぶられる―――。
取材日:2014年4月14日