表と裏の攻防から“打ち切る打突”を生み出すには――?
構え、間合い、意識。入念な指導によって、実戦での要点を掴む!
剣道を楽しみながら上達できるよう、新しい練習メニューを積極的に取り入れ、創意工夫をもって指導にあたるのは、酒田光陵高校剣道部を率いる齋藤司監督です。
昭和62年に酒田商業高等学校剣道部の監督に就任して以来、同校を16回のインターハイ出場へと導き、平成24年の学校統合後には酒田光陵高校でも3年連続のインターハイ出場を達成。長年にわたり、全国レベルの選手を数多く育成しています。
本作では、齋藤監督が日頃から選手に意識させている“攻めの剣道”の練習法を余すことなく紹介。
構えの確認から始まり、素振り、攻めの壁の作り方、切り返し、基本打ち、仕掛け技、応じ技の練習へと段階的に展開していきます。
すべての練習において「攻めを意識した動作のポイント」が明確に示されており、指導者だけでなく選手にとっても非常に理解しやすい内容となっています。
表裏の攻防の中で生まれる駆け引きに着目し、練習を“練習で終わらせない”。
実戦に直結し、試合を制するための酒田光陵高校の稽古法を、ぜひ本作でご体感ください。
発売:2014年
実技:山形県立酒田光陵高等学校 剣道部
2012年に、酒田市内の公立高等学校4校(山形県立酒田北高等学校・山形県立酒田商業高等学校・山形県立酒田工業高等学校・酒田市立酒田中央高等学校)が統合されてできた新設校。剣道部では酒田商業高校の伝統を受け継ぎ、全国の頂点を目指し日々の稽古に取り組んでいる。
【主な成績】
全国選抜大会出場
県高校総体 男子団体優勝 個人優勝 2位
東北選抜大会優勝
インターハイ 団体ベスト8 (優秀選手 川井太誠選手)
<推薦>

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茨城県立守谷高等学校 剣道部監督 塚本 浩一
<推薦>
齋藤先生との出会いは、私が高校時代に酒田商業高校が練習試合に来て頂いた時です。グランドの水飲み場で自炊し、バスで寝泊まりしている姿には大変驚きました。今考えると少しでも経済的な負担を少なくしながらも、生徒達に経験を積ませたいという先生の熱い情熱の表れだったと思います。義理人情に厚く、生徒をいかにして強くするかを常に考えてこられた齋藤先生の指導用DVDは、多くの方々の今後の剣道上達の参考になると確信しております。
福島県立白河高等学校 剣道部監督 佐藤 裕展
※指導者・協力者等の役職、所属は収録日時点のものとなります。