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江別市立江別中央中学校男子バレーボール部は、山本忠文監督の『基本に始まり、基本で勝負は決する』という信念のもと、全国大会優勝の栄光を手にしたチームである。その指導法から基本技術の重要性や、基礎からの発展練習など得るものは多い。挑戦を受ける立場になった、かつての挑戦者の注目の練習法をここに紹介する!
発売：2002年
※指導者・協力者等の役職、所属は収録日時点のものとなります。
最大のポイントとなるハンドリングは、初心者にも正しい形を理解できるように練習方法が考案されている。単調になりがちのパス練習だが、さまざまな応用練習の出発点であり、実戦でも重要な技術であることを再認識させられる。最終目標として正確な姿勢とリズムを身につけ、俊敏にボールの落下点に入って正確なパスを送り出すことができる選手を養成する。
正しいレシーブからフットワークを徹底的に練習し体得させる。欠点矯正の効果的な練習方法をわかりやすく解説している。また、チームメイトに意志を伝える、パートナーに指示を出す声は実戦での重要な課題となっている。ゲームを左右するサーブレシーブの練習では、サーブ練習を兼ねて効率的に行なっている。チームとしての約束事を確認しながら、ゲーム運びやボールの流れを読む力をつけるための全体練習でもある。
助走から着地まで、細かい技術が要求されることの多いスパイクは、段階を追いながら詳細に指導する。特に打たないほうの腕の扱いは要注意事項として注目される。応用編はスパイク前後の動きも考えて、同じ状態から二つのコースに打ち分けられるようにする。コンビ練習からセッターを入れての実践型練習では、攻撃バリエーションを組み合わせ、多彩な攻撃パターンでゲームに打ち勝つ近道を紹介する。
正しいフォーム、ステップを身につけるために必要な要素は?一人の場合とコンビの場合のフォームの違い、ネットタッチを避ける方法なども具体的に解説。上手くいかないときはなぜ上手くいかないのか、その原因をはっきりと伝え、どうすればよいのか選手のレベルにあった対応で指導し、技術のボトムアップをはかる。
サーブレシーブの重要性や相手との駆け引きなど、実際のゲームを想定した実戦的な練習を紹介する。一つのミスがどのような結果につながるのか、実際に体験させることによって、同じケースで同じ失敗を試合では繰り返さないようにする。チーム全体としてのそれぞれの動きを確認しながら、個々の選手が目的意識を根付かせる即戦力養成プログラムを紹介する。
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