Disc1「オフェンスの戦略・戦術」 (50分)
最初の巻では、オフェンス戦術を指導する。前進―連続―展開というバスケ攻撃の基本構造に乗っ取り、順を追って丁寧に解説。ディフェンスを揺さぶり、シュートチャンスを作っていくプロセスを学ぶ。トランジションからのローポストアタックでは、オフェンス陣の中で先行して走っているのがウイングマンの場合、ガード先行の場合、またはビッグマンによるアタックなど、各ポジションからの展開パターンを図解。
次に、攻撃5人全員がフロントコートに入ったあとのハーフコート・オフェンス。オフボール、オンボール両状況でのスクリーンプレーを中心に説明を進める。インサイド・スクリーンでピック&ロールを仕掛けるケース、ハンドオフのアウトサイド・スクリーンが適しているケースなどに即して、スクリーン選択のポイントも伝授。
さらに、そこからオフェンスを「展開」していく必要性について講義する。展開の際に有効なパスを出すポジションなど、基本かつ細部に渡った指導が秀逸。
最後には、池内が拓大で採用しているここ1番のワンショットプレーを披露。池内のオフェンス・ロジックをつかめる1本となっている。
★オフェンスの組み立て方=「前進」「連続」「展開」 ★前進の方法 ★展開の意味 ★ローポストアタック ★ハーフコートオフェンス(オフボールスクリーンプレー、オンボールスクリーンプレー、スクリーンの選択etc.) ★展開の必要性(展開パスのポイント、フレックスカットetc.) ★ワンショットプレー(1-4エントリー、フラッシュポスト、ピックアンドロール)