神奈川大学 男子バスケットボール部
保坂 晃毅/山本 愛哉選手 インタビュー

第111回目となるティアンドエイチ最新インタビュー特集では、神奈川大学男子バスケットボール部の保坂晃毅選手と山本愛哉選手のスペシャルインタビューを行ないました。8月から11月に渡り開催された関東大学バスケットボールリーグ戦の感想や、最近二人がはまっていること、一年間の集大成であるインカレへの意気込みなどを聞かせていただきました。

取材日2022年11月16日

―リーグ戦お疲れ様でした。結果は9位ということでしたけれど、お二人の感想をお聞かせください。
山本:初めての経験ということもあり、やっぱり高校とは違うレベルで高さもあって、思うようにいかないプレーが多くて悔しかったというのが正直な感想です。
保坂:自分はインカレに出られる結果には素直にホッとしています。去年のリーグ戦では一勝もできなくて、今年は一勝にかける思いが強かったので安心しているというか・・・。去年勝てなかった分、本当に一勝一勝、一つ一つの勝利が凄く大事だったので、その気持ちを持ってチーム全員で戦った結果、リーグ9位になれたのかなと思います。
―リーグ戦に向けてお二人が目標にしていたこと、その目標に向けてどんなことに取り組んでいたのか、聞かせていただきたいです
山本:まず“1年生の中では誰にも負けない”ということを目標にしていて、その中でもチームの勝利が一番なので、勝利に貢献できるようなプレーを目標にしていました。それに対してはあまり納得のいくような結果ではなかったかなと思います。取り組んでいたことは、練習後にシューティングをするようにしていて、リーグ戦の最後の方は確率も上がってきたんですけど、全体で見ると入らない方が多かったので、まだ足りないなと思いました。
保坂:新チームになった時に、幸嶋さんから「スタートで正ポイントガードとして使う」ということを話していただいたので、自分はチームを勝たせる選手になるという目標を持っていました。ただ、勝てた試合はいくつかあっても、その分負けた試合もあったので、その波がある部分がリーグ戦で出た課題だと思います。リーグ戦に向けてやってきたことは、チームメイトに積極的に声をかけることです。例え相手が先輩であったとしても、しっかりと話してプレーするということは意識をしていました。
―今シーズンの試合の中で、一番苦しかった試合や逆に楽しかった試合はありますか?
保坂:やっぱり上位チームとの試合は苦しかったです。一巡目の白鷗大学戦は試合開始から一方的な展開になってしまい、自分たちのバスケットを全然やらせてもらえませんでした。東海大学戦でも全部フィジカルの部分で止められていたので、やっぱり上位チームとの試合は苦しいことが多かったです。だけど自分たちと順位が近いチームと対戦する時は、勝つことに凄くこだわっていたので勝てた時は楽しかったです。
山本:自分は本当に全部苦しい試合だなと感じました。その中でも4クォーターとか、試合の最終場面で競っている状況の時は、プレーしていてもベンチから試合を見ていても、凄く楽しいなと思いました。
―今シーズンは試合数が多く、身体的な疲れが多かったと思います。体のケアなどで気を付けていることがあれば教えてください。
保坂:自分はあまり家から出ないので、オフの日は家で休んだり、遊びに行くとしても温泉とかそういうところに行って過ごしていました。
―今、流行りのサウナですか?
保坂:そうです。岩盤浴に行ったりしました。
―岩盤浴ってかなり女子力高めですね(笑)
保坂:(笑)結構皆で行ったりするんですよ。愛哉とか同期のメンバーとかで練習後とか試合の後に行ったりします。神大は温泉好きが多いです。
山本:自分はお湯をまず浴槽に溜めて、ちゃんとお湯につかって身体を休めるようにしていました。30分から1時間ぐらい映画を見ながら半身浴をして、その後は軽くストレッチをして体のケアをしています。
―半身浴を続けると疲れは違いますか?
山本:そうですね。違うと思います。
保坂:気持ち的に違うと思います。
―気持ちの問題なんですね(笑)
山本:気持ちが楽になります(笑)
保坂:やっぱり気持ちの問題ですね。ケアした感が大事です(笑)
―試合に勝った時の自分へのご褒美や、負けた時に気持ちを切り替えるリフレッシュ方法があればお聞きしたいです。
保坂:勝った時のご褒美は、帰り道に自分の好きな食べ物を沢山買うことです。負けた時は何もしないで、寝て切り替えるぐらいです。
山本:自分も勝った時は美味しいご飯を、少し贅沢な物を食べて、負けた時は質素な物を食べます。
―質素な物ですか?(笑)
保坂:(笑)
山本:(笑)あまり豪華な物は食べないですね。
―バスケ以外で最近ハマっていることがあれば教えて下さい。
保坂:自分は教習所に通っていることです。今週か来週には免許が取れそうなので、楽しみです。
山本:僕は料理をすることが好きなので、暇な時に何か作ったりしています。土日だと練習が3時に終わるから夜ご飯は余裕を持って作れるので、食べたい物があれば買い物に行って作る感じです。
―得意料理は何ですか?
山本:得意料理はローストビーフか、アヒージョです。
―本格的なメニューですね!きっかけは何だったんですか?
山本:昔から作ることは好きだったので特にきっかけというものは・・・
保坂:一人暮らし1年目だからですよ。その内飽きるんじゃないですか?
山本:いや、飽きないです(笑)ずっとしています。
―自炊生活2年目も楽しみですね。話は変わりますが、お二人は飛龍高校出身ですけど、初めて会った時のお互いの印象を覚えていますか?
保坂:実は全然覚えていないんです。愛哉が入寮してきたのは3月くらいなんですけど、初めて喋ったのが6月とかで、全く覚えていません。チームに合流してきた後も普通に2、3か月間は喋っていませんでした。
―部活で一緒にプレーしているのに話さなかったんですか?
保坂:そうなんです。しかも一緒の寮に住んでいるのに(笑)
山本:あんまり喋らなかったですね。記憶がありません(笑)
保坂:気づいたら二人でご飯に行く仲になっていて、毎週二人で出かけていました。
山本:そうですね。入寮してから喋った記憶はないんですけど、気づいたらずっと一緒にいて、仲良くしていますね。
―お二人が神奈川大学に進学を決めた理由をお聞かせいただけますか?
保坂:自分は飛龍で3年間やってきて、やっぱり大学は関東一部で続けたいという思いがありました。原田先生(飛龍高校バスケ部顧問)にも相談をして、一番飛龍のバスケットに近い大学は神奈川大学だと思ったし、自分は人に言ってもらわないとやらなくなっちゃうタイプなので、幸嶋先生のようにきちんと指導してくださる大学が良いんじゃないかと原田先生にアドバイスをもらって、自分もそう思ったので神奈川大学に進学しました。
山本:自分もまずは関東一部でやりたいという思いと、一個上の晃毅君が神奈川大学に進学していたこと、神奈川大学と飛龍が似たバスケをしているという理由で神奈川大学を選びました。
―間もなくインカレが始まりますが、お二人の意気込みをお願いします。
保坂:組み合わせが決まって、まずは地方の大学と戦うことになるんですけど、初戦からしっかりと戦って勝ち切りたいです。二回戦は東海大学と対戦するんですけど、今年5戦5敗している相手なので、最後はしっかりと勝って終わりたいです。だけどチームの目標はインカレベスト4なので、東海に勝って満足するのではなくて、東海にもしっかりと勝ってその先のベスト4にいけるように頑張りたいと思います。
山本:インカレはどこも強い相手と当たるので、まずは初戦の地方大学との試合をしっかりと勝ち切りたいと思います。二回戦は東海さんと対戦するんですけど、チームの勝利に貢献できるようなプレーをこれから準備していきたいと思います。
―ありがとうございます。お二人の活躍を楽しみにしております。
保坂:ありがとうございます。
山本:ありがとうございます。

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