神奈川大学 男子バスケットボール部
横山 悠人/工藤 貴哉/工 陸都選手 インタビュー<中編>

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ティアンドエイチ最新インタビュー特集では、神奈川大学バスケットボール部の横山悠人選手、工藤貴哉選手、工陸都選手の一年生トリオ(取材時)のスペシャルインタビューをお届けします。
第二回となる中編では、昨シーズンの中で印象に残っている試合や、東洋大学との入れ替え線、インカレについての感想を語っていただきました。

取材日2020年2月19日

―ところで皆さんは幸嶋先生からどんなことを求められていると思いますか?
横山:いくつかあると思うんですけど、一つはフィジカルですね。それとディフェンスとシュート力、今自分に出来ることを更に磨けと幸嶋さんからは言われています。自分で言うのもなんですけど、ディフェンスに関しては評価されていると思うので、そこは維持しつつ、もう少し攻撃面でチームに貢献したいなと思うし、幸嶋さんもそう考えているんじゃないかなと思います。今はそうなれるように自主練習で頑張っているところです。
工藤:自分はディフェンスとリバウンドだと思います。それとスリーポイントは自分の中でも武器だと思うのでそれは磨いていきたいです。高校の時は数を多く打っていたんですけど、高校と大学でプレースタイルが違うこともあり、去年は積極的にスリーポイントを打つことが出来ませんでした。リーグ戦でもシュートを打たずにパスを選択してしまったことを、幸嶋さんから数え切れないくらい怒られました…今シーズンからは小酒部さんもいなくなってしまい、得点力が減ってしまうので、しっかり自主練をして、自信を持ってスリーポイントを打てるようにしたいです。
 工:俺って何を求められてるんだ?
工藤:体を張ることとファウルしないことなんじゃない?
―それ以外にもきっとありますよね…
工藤:あと、めげない。
 工:体を張ってファウルしない。あとめげない。なんかレベル低くない?
―(笑)工選手はシュートが上手ですよね。
横山:そうなんですよ。だから得点面でも期待されていると思います。
 工:自分の身長で外からドライブにいけるのは神大では貴重だと思うので、積極的に点は取りにいきたいです。
―ありがとうございます。では次の質問です。皆さんは落ち込んだ時、どういう風に気持ちを戻そうとしていますか?リフレッシュ方法とかがあれば教えて下さい。
横山:リフレッシュ方法はあまり意識したことがないですね…というか怒られたり落ち込むようなことがあったら、それを挽回しよう!見返してやろうって、捉えるタイプです。
―逆に燃えるタイプなんですね。
横山:そうですね。注意してもらえる分だけ徳だと言うじゃないですか。言われない方が損だって。そう思うと注意してもらえて有り難いなって思います。それで、納得がいかなかったり分からなかったりする時は、実家に住んでいるので親に相談します。それで親に「〜なんじゃないか」と言われて最終的に納得することが多いですね。
―なるほど、横山選手は落ち込むというよりかは、注意されたことの意味をとことん考えて納得したいタイプなんですね。
工藤:自分は自分が悪かったら直して、納得がいかなかったら「う~ん」って考えながら一日が終わって(笑)また翌日体育館に来たら、もう忘れているタイプですね。要するに寝たら忘れるタイプです。
横山:それって良いのかな(苦笑)工は?
 工:試合とか練習中でも上手くいかないことがあって、結構落ち込むことがあったんですけど、最初はそのまま何もせず、問題を放置していました。そうしたら次の日も同じことをしてしまい、また怒られて落ち込むという負の連鎖が起こるようになってしまったんです。それがあってからは、毎日ノートに反省することとか改善点を書いて、なるべく次の日に落ち込んだ気持ちを持ち込まないようにするようになりました。バスケのことだけじゃなくて、自分の気持ちとかも取り敢えず書いて、ポジティブにならなきゃいけないって(笑)努力はしていましたね。
工藤:大変だったな(笑)
横山:工が一番大変だったよな。
 工:大変だった…あと落ち込んだ時は学生コーチの秀平さんに話しを聞いてもらいました。普段はふざけてる人ですけど、相談にのってくれる時はかなり真面目なんです。
―そうなんですか。真面目そうに見えますけど…
工藤:いや、全然違いますよ。普段はめちゃめちゃふざけてます。
横山:でもやる時はやるというか、スイッチの切り替えが凄いです。
 工:一年生は秀平さんに教わって育ってきたと思うので、やっぱり秀平さんは凄いです。
―野崎コーチは一年生にとって頼りになる存在なんですね。続いての質問ですが、昨シーズンの試合の中で一番印象に残っている試合を教えてください。
 工:印象に残っている試合となると、自分はオールジャパンの予選で東海大学と対戦した時ですね。あの時は何も考えずに吹っ切れてプレーすることが出来ました。
工藤:試合が終わった後、工が「小さい子にサインと写真を求められた!」って自慢してきたんですよ。
―それは凄いですね!
 工:そんなことを言われたのが初めてだったから、この気持ちを誰かに伝えたいと思って(笑)
横山:あの試合は工も凄かったし、他の皆も凄い活躍していたよね。
工藤:俺はその試合出てなかったので、その時は素直に良いなあって思いました。
横山:自分はリーグ戦なんですけど、ホームゲームの白鷗大学戦が印象に残っています。とにかく試合が凄く楽しくて、会場と自分達チームが一つにまとまって盛り上がっていく感じが「ああ、これがホームゲームなんだな」って思いました。この二人も凄く活躍していたし、小酒部さんのダンクが2本も決まったりして、あの試合は忘れられないですね。
工藤:自分も白鷗大学戦が印象に残っています。あの試合はホームゲームということもあって、神大の応援が本当に凄くて、一体感が生まれていたというか…試合をしていて自分達の気持ちも上がってくれば、プレーも良くなるという良い循環が生まれて、凄く楽しかったですね。
―応援の力が大きかったわけですね。
工藤:はい。特に競り合っている時に応援の声を聞くと「頑張ろう!」と思いますし、それで競り合いに勝てると更に声援が大きくなって、もっと頑張ろうとなってくるんです。だからホームゲームって凄く良いなと思いました。
―今後もホームゲームが開催出来ると良いですね。リーグ戦終了後には、東洋大学との入れ替え戦が行なわれましたが、その試合について感想を聞かせて下さい。
横山:僕はリーグ戦の最後の方で怪我をしてしまったので入れ替え戦は二試合とも出場出来ませんでした。最初はどうにかして間に合わせたいと考えていたんですけど、先生に「入れ替え戦に出るならインカレには出られない」と言われてしまい、幸嶋さんとも話し合った上で、チームの皆を信じて応援側に回ることを選びました。
―それは苦しい決断でしたね。工藤選手と工選手は入れ替え戦はどうでしたか?
工藤:自分は確か初戦の終盤に、リバウンドを二回連続で取られてしまって、しかもそのリバウンドから相手が無理やりシュートを放ってきて、それが入ってしまったんです…その相手をマークしていたのが自分だったので「うわあ…」ってなりましたね。そういう相手のミラクルショットが決まる時って、だいたい自分達の運が尽きて負ける時じゃないですか。だからシュートを入れられた瞬間に「この試合負けたかも…」って、一気にメンタルがやられてしまいました(苦笑)なんとか一試合目は勝つことが出来て、二試合目も勝てて一部残留を決めることが出来たので本当に良かったと思いましたね。
―一試合目はどちらが勝つか最後まで分からない展開でしたね。
工藤:そうなんですよ。東洋大学もかなりシュートが入っていて、4Qまでずっと追いかける展開だったので、そんな試合でやらかしてしまった時は本当にどうしようかと思いました。
 工:入れ替え戦は残留が掛かっているということで、いつも以上に先輩達もピリピリしていたなと感じました。一つのミスも許されない雰囲気だったんですけど、自分はマークしていたラシード選手にスリーポイントを何本もやられてしまって、それで試合中かなり落ち込みましたね…
―工藤選手も工選手もメンタル面で辛い試合だったんですね。
 工:はい。でもそんな時も小針さんが「あれはしょうがない。ドンマイ」と声をかけてくれて、それでなんとか気持ちを立て直して最後まで戦うことが出来ました。小針さんはいつも試合中に声を掛けてくれる優しい先輩なんです。
―そうやって声を掛けてくれるのは心強いですね。その後チームはインカレに出場されるわけですけれど皆さんインカレは如何でしたか?
横山:高校の頃に全国大会に出場させていただいた経験もあったので、インカレだから!というような特別な緊張はあまりしなかったです。リーグ戦で試合に出させてもらって、大学バスケの雰囲気もだいぶ分かっていたので、やることは変わらないなと思っていました。ただインカレは一発勝負なので、勝ちに対する気持ちはいつもよりと言ったら言い方が悪いですけど、強く持っていたという感じですね。
工藤:自分はあまりインカレには出られてはいないんですけど、ベンチから感じたことはやっぱり学生最後の大会なので、普通のリーグ戦に比べると何か違うものがあったような感じがしました。
 工:あの時は膝の怪我と足首を疲労骨折していたので、痛み止めの注射を打って試合に出ていたんですけど、怪我のせいか逆に吹っ切れていましたね。自分もプレータイムは短かったんですけど、出るからには最後だし「もうどうとでもなれ」みたいな感じに思って戦っていました。
後編に続く

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